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オリンピックで盛り上がる中国観光

2分で読めるシリーズ|2008年9月

北京オリンピック開催に伴い、中国への観光客の急増が予想されます。

オリンピックの開・閉会式後にニールセンが実施した16市場の調査によると、世界中の消費者が中国本土への旅行に関心を高めていることがわかりました。 

開会式後のアンケートでは、45%の人が「いずれ中国本土に旅行するつもりだ」と回答しています。 閉会式後の調査では、その割合は51%に増加した。 また、中国本土に行ったことがない人のうち80%は、今回が初めての中国旅行となる。

一方、「中国本土への訪問に興味がない」と答えた人は、開会式後の3分の1から閉会式後には4分の1に減少している。 

中国本土への旅行意欲は、近隣の香港(86%)、シンガポール(86%)、インド(80%)で最も高かった。 また、メキシコ(72%)、台湾(69%)、南アフリカ(69%)、韓国(66%)でも、中国への旅行意欲を示す人が多い。

ニールセン中国のレジャー・旅行調査部長グレース・パンは、オリンピックの世界的なテレビ報道によって生じた中国に対する好感が、中国への旅行への関心を高めている理由かもしれないと指摘する。 

「世界観光機関によると、中国は2020年までに世界最大の観光地になり、2020年には1億3700万人の海外旅行者を受け入れ、その間に1億人の海外旅行者を生み出すと言われています」と潘氏。 「北京オリンピックの開催により、中国への関心が高まっており、予想よりも早くこの数字に到達する可能性があります。

プレスリリースの全文を見る

ニールセンの調査結果に関するChina Dailyの報道をご覧ください。

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