パトリシア・マクドノー、ニールセン・カンパニー、インサイト・分析・政策担当SVP
アメリカの2歳から11歳の子供たちは、ここ数年来で最も多くのテレビを見ている。ニールセン・カンパニーが発表した新しい調査結果によると、2歳から5歳の子供たちがテレビ画面の前で過ごす時間は、平均して週に32時間を超えている。このグループの年長層(6~11歳)のテレビ視聴時間は少し短く、ニールセンについて 週28時間。
週間平均テレビ・周辺機器消費量 | |||||
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2~5歳の子供全員 | |||||
合計 | テレビ | DVR | DVD | ビデオレコーダー | ゲーム機 |
32時間以上 | 24時間51分 | 1時間29分 | 4時間33分 | 45分 | 1時間12分 |
6~11歳の子供全員 | |||||
合計 | テレビ | DVR | DVD | ビデオレコーダー | ゲーム機 |
28時間以上 | 22時間9分 | 59分 | 2時間28分 | 18分 | 2時間23分 |
子供たちの視聴が増加しているこの傾向は、過去2年間、我々が追跡してきたテレビ、インターネット、ゲーム、携帯電話にわたるメディア消費の 全体的な増加を反映している。 そして、年上の家族と同じように、子供たちの視聴の大半はまだ生放送のテレビを見ている。
超初期採用者
子供たちの視聴の97%は生放送であるが、年少の子供たちは年長のグループよりもDVR、DVD、そしてより少ないがビデオデッキでの視聴に多くの時間を費やしている。2歳から5歳の子供の4%が、一日の平均視聴時間をこれらの機器で視聴しているのに対し、6歳から11歳では2.3%である。幼いうちからこれらの機器をかなり使用していることは、彼らが成長するにつれて新しい機器を快適に取り入れることができることを示している。
もうひとつ、6歳から11歳の子供たちよりも若い子供たちがよくすることは、コマーシャルをよく見ることだ。また、DVDやVOD、DVRでお気に入りの番組を何度も何度も見る。
年長児は、DVR、DVD、ビデオデッキを年少児ほど使わないかもしれないが、ビデオゲームに費やす時間は週2時間23分と、2~5歳児の1時間12分の2倍である。また、年長児のインターネット利用率も著しく高く、8月にインターネットを利用した子供の割合は、2~5歳が20%であったのに対し、6~11歳は半数近くであった。