今年、ゲーマーの欲しいものリストの上位を占めるゲームタイトルは？ニールセンが発表した「Top 20 Games to Watch」では、2011年のホリデーシーズンに最も期待されているゲームが明らかになった。このリストは、ニールセンのVideo Game Tracking調査から、アクティブゲーマーが購入を検討している上位5タイトルを含む、消費者の様々な指標を調査して作成されました。

ニールセンは、この分析の焦点を絞るため、8月下旬から11月下旬までの期間に3大ゲーム機（Xbox 360、PlayStation 3、Wii）のうち少なくとも1機種で発売されたタイトルに絞り込んでいる。今年のランキングは、ゲーマーの多様な関心とビデオゲームブランドの強さを浮き彫りにしている。Madden NFL」や「ゼルダの伝説」など、上位20タイトルのうち1タイトルを除くすべてのタイトルがフランチャイズに由来しており、その歴史は20年以上に遡る。ディープシルバーの「デッドアイランド」は、今年のリストに含まれる唯一の新規IPである。

このホリデーシーズンの大作として期待されているアクティビジョンの「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3」は、アクティブゲーマーの4分の1以上（27％）が希望している。マイクロソフトの「Gears of War 3」とEAの「Madden NFL 12」が僅差で続き、両タイトルはアクティブゲーマーのほぼ5人に1人（19％）が選択している。Xbox 360向け『Gears of War 3』以外では、任天堂のWii向け『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』や、ソニーのPS3向け『アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-』など、今後数ヶ月の間に消費者の強い共感を呼ぶと予想されるプラットフォーム独占タイトルがある。

ニールセンの「注目すべきゲームトップ20」は、ニールセン・マッキンゼー傘下のNM Inciteが、各タイトルをめぐる消費者のオンライン上の会話を促進する主な要素を分析した情報によって補足されている。最近の消費者の話題によると、ユービーアイソフトの「アサシン クリード」を待ち望んでいる人が多いようです：また、ワーナー・ブラザース・インタラクティブの「バットマン：アーカム・シティ」を楽しみにしているゲーマーは、新作で直面する悪役について推測している。EAの「FIFA」シリーズのファンは、次回作でのプロモードやキャリアモードのオプションの充実を望んでおり、マイクロソフトの「Dance Central」中毒者は、オリジナル・タイトルの楽曲を続編にインポートできるというニュースに喜んでいる。

アクション／アドベンチャーゲームがトップ20で最多を占めたが、スクウェア・エニックスの『デウスエクス：ヒューマン・レボリューション』のようなファースト・パーソン・シューティングゲームの激しいアクションから、ユービーアイソフトの『ジャストダンス3』のような音楽／リズムゲームのエネルギッシュな熱狂、ベセスダのRPG『エルダー・スクロールズV：スカイリム』の壮大な冒険感まで、今日のゲーマーの多様な興味を示す結果となった。2Kの『NBA 2K12』やEAの『Need For Speed: The Run』のようなスポーツ・レーシングタイトルも代表的だ。