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2016年カナダ音楽年末レポート

1分で読む|2017年1月

まだ年が明けたばかりだというのに、私たちはあまりにも早く逝ってしまった音楽のヒーローたちに別れを告げていた。デヴィッド・ボウイ、ポール・カントナー、グレン・フライ、レオン・ラッセル、モーリス・ホワイト、プリンス、ファン・ガブリエル、ジョージ・マイケル、シャロン・ジョーンズ...。しかし、2016年がミーム化してしまったことは悲しいが、業界には祝うべきことがたくさんある。

音楽消費は史上最高水準にある。アルバム販売、楽曲販売、オンデマンド・オーディオ・ストリーミングの総消費量は2015年比で5%増加し、オンデマンド・オーディオ・ストリーミングの203%増という驚異的な数字に後押しされた。また、2016年はこれまでで最高のレコード売上を記録した。

カナダのアーティストにとって、国内外を問わず信じられないような1年だった。ザ・トラジically・ヒップも最新作と2005年のベスト盤の2枚がチャート1位を獲得し、8月に行われた彼らの感動的なお別れコンサートは長く記憶に残るものとなった。ジャスティン・ビーバー、ビリー・タレント、セリーヌ・ディオン、ショーン・メンデス、レナード・コーエン、ザ・ウィークエンドも1位を獲得。ブレイク・アーティストのアレッシア・カーラや、実績あるスーパースターのマイケル・ブーブレも今年成功を収めた。

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