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消費者信頼感はノルウェーでも他の北欧地域でも上昇している。

2分で読む|2017年12月

消費者信頼感は北欧全域で著しく上昇している。最も変化が大きいのはフィンランドで11ポイントも上昇し、次いでノルウェーとスウェーデンがそれぞれ8ポイントと4ポイント上昇した。8ポイントと4ポイントである。デンマークは、2008年の金融危機の後でも歴史的な高水準であった前四半期の水準を維持しており、同時にヨーロッパで最も高い115ポイントを記録している。ニールセンの消費者信頼感指数(CCI)2017年第3四半期によると、スウェーデンは98ポイント、ノルウェーは90ポイント、フィンランドは81ポイントとなっている。

CCIは、3つの要素に関する消費者の意見をもとに構築されている:

  • 雇用市場に対する見方
  • 個人の財務状況を見る
  • 投資をする/足りないものを買うのに良い時期かどうかを見極める

以前の調査と比べると、ノルウェー人は3つの分野すべてで前向きになっている。今後12ヶ月間の雇用市場は、何人かの人にとって明るいようだ。1年前と比較すると、43%が見通しは良い、または非常に良いと考えており、2016年第3四半期から14ポイント急増した。

労働市場ほどではないが、個人の経済状況も昨年より改善している。ノルウェー人全体の9%が個人的な経済状況を「非常に良い」と見ており、昨年より50%増加した。

投資を行うのに良い時期、または非常に良い時期だと考える人の割合は昨年と同じだが、その構成は異なっている。年前は6%しか「今がその時だ」と考えていなかったが、今は10%である。このことがこの先のクリスマス商戦にどの程度影響するかは不明だが、CCIが上昇したことを踏まえれば、消費水準が昨年を下回ることはないと考えるのが自然だろう。

北欧諸国に共通するのは、それぞれの国が景気後退に陥っていないという点である:デンマーク、スウェーデン、ノルウェーではそれぞれデンマーク、スウェーデン、ノルウェーではそれぞれ68%、69%、71%が不景気ではないと回答している。フィンランドは、景気後退の質問に対して「はい」「いいえ」の評価が半々で、際立っている。ヨーロッパの平均では、10人中6人近くが不況に見舞われていると答えている。このように、北欧のレベルはヨーロッパの平均を大きく上回っている。

CCIについては、いつものニールセン・コンサルタントまたはcsonlineno@nielsen.com。

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