ニールセン 米国のメディア視聴状況をまとめた 『ニールセン トータルオーディエンスレポート 2016年第2四半期版』を発表
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- 2016年第2四半期において、成人が受信可能な平均205.9のテレビチャンネルのうち、視聴しているのは月平均19.8チャンネル、全体の9.6%であった。
- マルチチャンネルの利用率低下とコードシェービングの増加に伴い、平均受信可能テレビチャンネル数も減少し始めている。
- 定額制ビデオオンデマンドの加入世帯は比較的若く所得が高い傾向にあり、これらはテレビ視聴時間が短く、視聴チャンネル数が少ない世帯の特徴と同じである。
視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:宮本淳)は、米国のテレビ、PC、モバイルなどの全てのメディアの視聴状況をまとめた『ニールセン トータルオーディエンスレポート2016年第2四半期版』を発表しました。
ニールセン トータルオーディエンスレポートは、メディアの視聴状況の変化を追跡できるように設計されています。同レポートは、これまで一貫して、メディア全体の利用度が向上していることを示してきました(これはつまり、新しいデバイスとサービスが登場したことの大きな効果として、消費者がメディアとともに過ごす時間が全体として増加していることを意味します)。また、メディアを巡るランドスケープが進化し続ける中で、個々のデバイスやプラットフォームの利用状況がどのように変化しているかも示してきました。
今回のニールセン トータルオーディエンスレポートでは、消費者が自由に利用できる各種プラットフォームの中でどのメディアチャンネルを選択し、どの程度の時間をそのチャンネルにあてているのかに着目しました。
視聴チャンネル数はテレビ利用時間と連動
ニールセンの各種調査は、視聴者は視聴可能なテレビネットワークのうちごく一部しか視聴していないものの、ここ数年、視聴可能なチャンネル数も、視聴されたチャンネル数も増加していることを一貫して示してきました。今回は、マルチチャンネルの利用率低下とコードシェービングの結果、受信可能なチャンネル数がやや減少し始めました。また、視聴されたチャンネル数も、最近2年間で成人のテレビ視聴者一人当たりの平均視聴チャンネル数が1チャンネル減となるなど、ごくわずかではありますが減少に転じています。

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