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全世代でスマートフォンがネット利用のメインデバイスに~2019年上半期のデジタルメディアの利用動向をまとめた「Digital Trends 2019」~|日本経済新聞社

2分で読む|2019年11月
  • 50~60代のスマートフォン利用率が過去4年間で大きく上昇し、PC利用率を上回る
  • スマートフォンからの動画視聴時間は5年間で約4倍、ECはスマートフォンのみからの利用が増加
  • 和令の元号発表時、最も視聴されたのは全年代で「Yahoo! Japan」、若年層は「YouTube」。

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 宮本淳)、ニールセン インターネット基礎調査、PC版インターネット視聴率情報ニールセン インターネット基礎調査、PC版インターネット視聴率情報ニールセン ネットビュー(ニールセンNetView)、スマートフォン視聴率情報ニールセンモバイルネットビュー(ニールセン モバイルNetView)、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(ニールセン デジタルコンテンツ Ratingsのデータをもとに、2019年上半期のPCとスマートフォンの利用実態をまとめたレポート「Digital Trends 2019上半期」を発表しました。

2019年第2四半期(4-6月)のスマートフォンからのインターネット利用者(月間平均)は7,078万人(前年同期比+5%)、近年増加率が鈍化傾向にある中、特に50-60代のスマートフォン利用率が過去4年で大きく上昇し、全世代でスマートフォンは、インターネットを利用する際のメインデバイスとなりました(図表1)。

スマートフォンからの動画サービスの利用状況をみると、動画視聴の月間平均利用時間は2019年6月時点で7時間13分と、5年間で4倍に成長しました(図表2)。またECサービスでは、直近1年で「Amazon」と「楽天市場」において、スマートフォンのフォルみから利用する人が大きく増加していることが分かりました(図表3)。

デジタル・トレンド2019 1H
デジタル・トレンド2019 1H
デジタル・トレンド2019 1H

和令の元号発表時にスマートフォンから利用されていた上位5サービス(首相官邸公式アカウントでのライブ配信およびニュース関連サービス)をみてみると、「Yahoo! JAPAN」の利用者が全体でトップとなっています。

デジタル・トレンド2019 1H

当社シニアアナリストの山腰知美は、次のように述べています。

スマートフォン上のサービスの中でも、特に動画サービスの利用時間の増加が顕著で、背景に通信速度の向上、通信プランやWi-Fi整備による視聴環境の改善があると考えられます。Fi整備による視聴環境の改善があると考えられます。ECサービスを見ても、スマートフォンの普及により、オンラインショッピングはいつでもどこでも気軽に行うものに変化してきています。

スマートフォンは、令和の元号発表のような一大イベント時にも、多くの人に利用されるデバイスとなっています。発表時に一番利用されていたデジタルプラットフォームを見てみると、デジタルネイティブである若年層は使用するサービスが他の年代とは異なっていました。

スマートフォンの幅広い普及により、生活者の消費・視聴行動が日々刻々と変化しています。


「デジタルトレンド2019上半期」、下記の内容をご覧いただけます。

03-6837-6500 (代表) セールス&アナリティクス宛jpw_ClientServices@nielsen.com


「デジタルトレンド2019上半期」収録内容

全体トレンド

■デバイスの利用状況
年代別インターネット利用者数推移
年代別インターネット利用デバイス推移
pcとスマホからのインターネット利用人口推移

カテゴリ別トレンド

動画:デジタル上でのテレビコンテンツ視聴のゆくえ
主要動画サービス利用時間シェア 2019年6月
年代別各動画サービス月間視聴時間 2019年6月
メディア別動画広告許容度
「ビデオ/映画」カテゴリー1人当たり平均月間利用時間推移
有料動画サービス全体および個別のサービスの利用率

■SNS:InstagramがFacebookの利用者数を超える
各SNSアプリの利用者数推移 2014年6月~2019年6月
SNSアプリ重複利用者数推移 2014年6月 vs 2019年6月
性年代別Instagram1人あたり月間利用時間推移

ショッピング:ECはスマートフォンからの利用が1年間で大幅に増加
3大ECサービス・3大C2サービスの使用デバイス別利用者数推移
各ECサービス利用者数 2018年4-6月 vs 2019年4-6月
各ECサービス利用デバイス別利用者数推移

フルタイム勤務者のスマートフォン利用5年前と比較
フルタイム勤務者1人あたりスマートフォン利用時間
フルタイム勤務者の時間帯別アプリランキング (1位~30位)

2019年上半期ニュース①新元号発表
新元号「和令」発表時 年代別サービスランキング

2019年上半期ニュース②超大型連休
平成生まれのユーザー、5月に利用時間が増加したサービス
利用時間増加に対する影響が大きかったアプリ

2019年上半期ニュース③オリンピックチケット
オリンピックチケット抽選サイト使用デバイス別利用者数日別推移 2019年5月
オリンピックチケット抽選サイト使用デバイス別利用者属性 2019年5月


ニールセンインターネット基礎調査について
ニールセンは刻々と変わるインターネットの利用状況を正確に視聴率データに反映するために、日本のインターネット利用状況を毎月調査しています。

ニールセンモバイル ネットビュー(NielsenMobile NetView)について ニールセンモバイルネットビューは日本全国の8,000名(iOS、Android各4、000名)の調査モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されますが、従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です、また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます、データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体の利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html

ニールセンビュー(Nielsen NetView)について
ニールセンネットビュー、日本全国に4万名以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集し、報告しています、
200名以上のパネルを構築していますので、日本全体のPCでのインターネット利用動向を俯瞰することができます。同一条件で測定される視聴率情報であるがゆえに、自社サイトの利用状況や利用者の属性の把握のみならず、競合サイトの利用状況との比較もでき、かつ日本全体あるいは業界内での自社のポジショニングを確認することもできます。時系列データの抽出や他サイトとの重複利用状況を抽出するなどの豊富なツールも実装されています://www.netratings.co.jp/solution/netview.html

ニールセンデジタルコンテンツ視聴率(ニールセン デジタルコンテンツ視聴率)について
ニールセンデジタルコンテンツ視聴率は、デジタル媒体のすべてのコンテンツ、pc、モバイル、タブレットおよびottなどのすべてのデバイスを横断して計測し、デジタルコンテンツ全体の視聴者のメディア接触と消費量を包括的に把握することを可能にします。デジタルコンテンツ視聴率の日本でのサービス提供は、世界最大のソーシャルネットワーキング・サービス、フェイスブック社とのパートナーシップによって実現しました、
800万人の登録者数を誇るフェイスブックの巨大なユーザー・データベースパネルと見立て、その情報とニールセンの持つ市場代表性の高いオンライン・パネルの情報と複合的に組み合わせることにより、日本のデジタルメディアの視聴状況を性別、年齢層別に把握することが可能になります://www.netratings.co.jp/solution/dcr.html

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