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「抜け出したい!」COVID-19禍中の広告に対する生活者の共感

2分で読む|マーティン・ブロード、広告インテルインサイト 、インターナショナル・メディア、メディア分析リーダー、キャシー・ヒーリー|2020年5月

メディア業界がCOVID19それによって引き起こされた激動の時期に対応する、中、適切なデータを活用して実施した広告キャンペーンが消費者の興味・関心を付けているかどうかを判断することが、さらに重要となっています。マーケターにとってパンデミック発生後のメディア接触の著しい、今までの流れを変えるです。19発生前に目を向けると、視聴者属性によるターゲティングの40%が意図したオーディエンスにリーチせず、総インプレッション数の50%はビューアブルではなく、広告キャンペーンの20%は認知されなかったデータがあります。

この課題を解決するのは、強力な広告クリエイティブです。

広告クリエイティブを現実の世界でテストすること、キャンペーンが以下を達成できるどうかを判断することができます。

  • 好意: 広告が気に入られたか、広告に対する消費者の反応は?
  • エンゲージメント:広告は消費者に新たなものを提示し、広告を見た消費者はもっと知りたいと思ったか?
  • 共鳴:誰に向けた広告であるのかが明確になっているか?
  • 理解: 広告を視聴した消費者は、どのように広告を説明するか?広告はキャンペーンが訴求するメッセージをしっかりと伝達できているか? 
  • 記憶: 広告を視聴した消費者は、広告を思い出せるか?
  • 最適なフリクエンシー: 投下した広告予算を最大化する露出フリクエンシー?

COVID-19に関連する広告活動は、急激に増加しています。2020年第1四半期(1-3月期)、COVID-19について言及しているモニタリング対象広告の約90%は3月の第3週から5週目にかけて掲載され、4月に入る数はさらに増加しています。

COVID-増え続ける19関連広告の中で注目を獲得し、真に価値のある広告を制作する上で重要となるのは「オーセンティシティ」(ブランドらしさ、真摯な姿勢)です。

1.慈善活動 

パンデミックを克服するには、コミュニティの結束が必要という考えの元、多くのブランドは様々な情報発信源に予算を投下し、各ブランドがコミュニティにおける役割を果たしていることを訴求しています。インスタグラムキャンペーンで1億ユーロ相当の手指用消毒剤、石鹸、漂白剤や食品を寄付すると公表しました。バドワイザーはアメリカでのテレビ広告活動を通じて、同社のスポーツ予算500万ドルを赤十字に寄付すると発表、赤十字との取り組みにはスタジアムの献血センターとして活用することが含まれています。

2.医療機関や医療従事者への支援

世界各国では、自らの命をかけて感染者にケアを提供する医療従事者への感謝の輪が広がっています。キングなどを含む外食店やUber、Gett、Europcarのような運送会社が物品やサービスの寄付、または「ありがとう」感謝のメッセージを共有することでNHS(国民保険サービス)に対する支援をしています、これは全世界で見られるトレンドで、中国では電子自動車メーカーのBYDが医療従事者向けフェイスマスクを製造している他、フランスでは高級ブランドのルイヴィトンが自社生産ラインを改造して、医療従事者用に手指用消毒剤の製造を行っています。

3.ブランドによるソーシャルディスタンス啓蒙活動

距離をとらなければいけないというのは、生活者にとって精神的に負担のかかることですが、感染拡大を防ぐためには非常に重要な手段です。世界各国のブランドは、「人と人との適切な距離を確保する」という政府が発信するメッセージの伝達や強化を支援しています。

4.今だからこそできること

一部のカテゴリーに属するブランドは、生活者の自主隔離により思いがけない形で売上を増やしています。19の影響により、食品デリバリーサービスには消費者が殺到しています。

5.安定性と柔軟性  

COVID19危機下において顧客に経済的な安定を提供するために、金融機関は融資や返済規約の見直しを行っています。

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