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Z世代とのコミュニケーションでは、動画とソーシャルネットワークの活用方法の把握が重要

1分で読む|ニールセン デジタル・シニアアナリスト 高木史朗|2021年2月

Z世代とミレニアル世代のメディア消費状況

デジタル上でのコミュニケーションの重要性が高まる中、多くのマーケターがミレニアル世代(現在およそ25-39歳)やZ世代(現在およそ18-18歳)。24歳)とのコミュニケーションが重要です。その際に、どちらの世代も「デジタルテクノロジーを使いこなしている」ため、同じ世代として捉えているケースがあるとすれば、それは好ましい判断ではありません。

ミレニアル世代やZ世代とコミュニケーションをとっていく上で、スマートフォンは、最も重要なデバイスですが、その中でのサービスの利用状況が両世代間では異なっています。

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両世代間のデジタルサービスの利用状況の違いは利用時間だけではありません。TwitterやInstagramなどのソーシャルメディアに囲まれて育ってきたソーシャルネイティブのZ世代では、ミレニアル世代の約2倍の37%もの人がソーシャルメディア上で積極的に投稿しています。このソーシャルメディアへの関与度が高いZ世代とコミュニケーションを取る場合は、彼らが普段接しているコンテンツに溶け込むように、彼らが注目するコンテンツや話題に適合する広告クリエイティブを製作したり、彼らが意識するような、例えば、彼らの大身に近いマイクロインフルエンサーを活用することで、より多くの共感を生むことができます。

また、様々なデジタル機器に囲まれて育ってきたZ世代は、ミレニアル世代と比べて情報の処理の仕方も異なっています。テレビを視聴しているときに、スマートフォンを同時に利用すること、利用はどちらの世代でも多くの人が行っていますが、Z世代はテレビを視聴しているときも、ソーシャルメディアと動画に対するエンゲージメントが強いようです。

ミレニアル世代は既に成熟し、自ら所得を購買力のある世代であるのに対し、Z世代は親と同居する学生も多く、購買力もそれほど高くはない世代です。

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