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ニールセン株式会社、Androidスマートフォン利用動向計測パイロットデータを発表  ~Androidスマートフォンの一人あたりのインターネット利用時間がPCを上回る ~

1 minute read | December 2012

図表の入ったリリースはこちら

メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼CEO:福徳 俊弘)は、スマートフォンの利用動向を計測し、レポートする新サービスMobile NetViewのパイロットデータを発表しました。

それによると、Android OSを搭載したスマートフォンを介してインターネットを利用する一人あたりの利用時間は、PCを介してインターネットを利用する一人あたりの利用時間を上回っていることがわかりました。また、インターネットを利用する頻度に当たるセッション数ではAndroid OSを搭載したスマートフォン利用者は、PC利用者よりも3.5倍も頻繁にインターネットサービスを利用しています。

ニールセンはAndroid OSを搭載したスマートフォン利用者をパネル化し、スマートフォンに計測メーターをインストールし、リアルタイムにスマートフォンの利用状況及びスマートフォンを介したインターネットの利用動向を収集しています。それによると、2012年9月のAndroidスマートフォン利用者の月間一人あたりのインターネット利用時間は1,492分で、PC利用者の同期間における一人あたりのインターネット利用時間である1,301分を190分上回っていることが分かりました。Androidスマートフォンにおけるインターネット利用時間の内訳では、ブラウザを介しての利用時間が一人あたり572分であるのに対して、アプリケーションを介しての一人あたりの利用時間は920分と1.6倍も多くなっています。これは従来、PCではブラウザでインターネットサービスを利用するのが主体でしたが、Androidスマートフォンでは、ブラウザに代わり専用のアプリケーションでインターネットサービスを利用する傾向が高いことを意味しています。

インターネットの利用頻度を示すセッション数でのAndroid OSを搭載したスマートフォン利用者とPC利用者の比較では、PC利用者の月間一人あたりのセッション数が46回であるのに対して、Android OSを搭載したスマートフォン利用者の一人あたりのセッション数は161回で、3.5倍も多いことが分かりました。スマートフォン内のセッション数の内訳は、アプリが105回に対して、ブラウザは56回となっており、利用時間と同様にアプリでの利用が多くなっていました。セッションごとの平均利用時間をみるとPCは28分であるのに対し、Android OSを搭載したスマートフォンは9分となっています。スマートフォンユーザーが日常行動の中で、こまめに、かつ、頻繁にスキマ時間を使って、インターネットサービスを利用しているライフスタイルが窺われます。

ブラウザを利用したページビューの比較ではPC利用者が月間一人あたり2,565ページをブラウザ上に表示するのに対し、Android スマートフォン利用者の一人あたりのページビューは1,534ページとなっており、ブラウザ上で表示される広告媒体としては、まだ、PCサイトの方が優位であると言えます。

今回発表したデータは、来年、ニールセンが日本市場に導入を予定しているスマートフォン利用動向データMobile NetViewのテスト集計データを基にしています。Mobile NetViewはAndroid OSのみならず、iOSも計測対象にしていますが、今回発表したパイロットデータにはiOSの利用状況は含まれていません。また、集計に使用したパネル数はサービス開始時に予定しているパネル数には達していません。また、Mobile NetViewサービスの公式提供時に実施するデータのウェイトバック(サンプル構成比の補正)を今回は実施していません。

ニールセンは今回発表したパイロットデータをスプレッドシート(エクセル)にまとめたスコアカードを、ニールセンがご提供しているスマートフォン・メディア利用実態調査2012年12月版(2012年12月発売予定)をご購入のお客様に参考データとしてご提供しています。

Mobile NetViewの仕組み  ニールセンはスマートフォンの利用動向をユーザーログで計測しています。

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【ニールセン株式会社会社概要】会社名: ニールセン株式会社  英文社名: Nielsen Co., Ltd.本社所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント資本金: 1億円設立: 1999年5月代表者: 代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘      代表取締役社長兼COO 武智 清訓主要株主  :ニールセン、 トランスコスモス株式会社 など

ニールセン株式会社はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析、広告分析、ソーシャルメディア分析の3つのソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い信頼性の評価をいただいております。ニールセン株式会社のサービス概要、及び会社概要は、https://www.netratings.co.jp/ でご覧いただけます。

ニールセンの消費者購買行動分析部門は、ニールセン・カンパニー合同会社です。

消費者調査、ショッパー調査、メディカルリサーチ、販売予測、マーケティングROI分析、コンシューマーニューロサイエンス分析、海外市場情報提供などを行っています。ニールセン・カンパニー合同会社のサービス概要、及び会社概要は、https://jp.nielsen.com/site/index.shtml  でご覧いただけます。

ニールセンについてニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査会社で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ(www.nielsen.com)をご覧ください。

ニールセン株式会社が提供しているソリューションと主な製品サービス

視聴者分析ソリューションインターネット視聴率データ Nielsen NetViewスマートフォン・メディア利用実態調査レポートインターネット基礎調査レポート Nielsen BasicReport など

広告分析ソリューションオンライン広告統計データ   Nielsen AdRelevance、Nielsen AdRelevance EXpenditure広告効果分析サービス Ad Effectiveness など

ソーシャルメディア分析ソリューションソーシャルメディア分析サービス NMinciteソーシャルメディア分析ツール My BuzzMetrics など

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本件に関するお問い合わせ先:ニールセン株式会社 広報担当 西村 総一郎電話:(03)4363-4200e-mail: jpw_press@nielsen.com