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ニールセンは気候変動への影響に対処するために尽力しています。

4分で読めるシリーズ|2018年4月
クリスタル・バーンズ
クリスタル・バーンズ(ニールセン財団グローバル・レスポンシビリティ&サステナビリティ担当SVP、エグゼクティブ・ディレクター

気候変動、地球温暖化、異常気温など、環境に関わる見出しが連日メディアを賑わせています。現在進行中の 2017年に発生した気象災害のコストに関する解説からそして ケープタウンで起きた水不足の危機など気候変動が地球規模で起きていることは明らかであり、その影響は私たちの身近なところで見ることができます。

世界100カ国以上で事業を展開し、28億ドルの購買力を持つ企業として、グローバルサプライチェーンを展開しています。 グローバルサプライチェーンで展開する28 億ドルの購買力-私たちは、気候変動が私たちのビジネスや経営に与える影響を免れることはできないことを認識しています。気候変動は、私たちの地球にとって現在と将来の問題です。短期と長期の両方に焦点を当てた集団的な解決策だけが、その影響を遅らせ、その存在下で繁栄し、次の世代のために将来の結果に大きな影響を与えることができるのです。

など、世界各国の組織が 国連の「持続可能な開発目標または CDPのような世界各地の組織が、すでにこのような解決策に取り組んでいます。これらは、企業、組織、個人が一体となって気候変動に対処し、将来に向けて良い影響を与えるために何ができるかを明らかにしようとする多くの取り組みのほんの一例に過ぎないのです。

ニールセンでは、気候変動の影響を様々な形でビジネスに取り入れています。例えば、気温の上昇はデータセンターの冷却コストの上昇を招きます。燃料価格の上昇は、データ収集やクライアントサービスモデルにおける移動の効率化に影響を及ぼします。気候変動との関連性は、業界を問いません。様々なレベルで、どのセクターであっても、ほとんどのグローバル企業のリスクプロファイルの一部となっています。そしてその対象は、コスト上昇に関連するリスクだけにとどまりません。

2017年末、私たちはそれを身をもって目撃しました。昨秋の複数の天候に起因する気候変動の中で、私たちの一番の関心事は当然、社員でした。従業員の安全とケアを確保することは、これまでも、そしてこれからも、私たちの第一優先事項です。災害復旧と事業継続は、何年も前から私たちのエンタープライズ・リスク・マネジメント(ERM)プロセスの一部となっています。しかし、今回の出来事で、将来の可能性に備えてシームレスなシステムを構築し、従業員への支援とお客様へのサービス提供への悪影響を最小限に抑える必要性を強く感じました。

社員と事業にとっての気候変動リスクを理解し、適切なガバナンス・チャンネルと戦術的なシステムを確保することは、当社の気候変動戦略にとって不可欠なものです。現在、パタゴニアは、独立したプロバイダーと協力して、気候変動に関連する物理的・移行的リスクがパタゴニア独自の事業とグローバルなフットプリントにとってどのような意味を持つかを評価する、初の気候リスク評価を完成させつつあります。気候変動の影響に対する私たちの感受性をよりよく理解し、定量化することによって, また、当社の事業に関連する潜在的な気候変動リスクについて、より多くの情報をステークホルダーと共有することを目指します(ニールセンについて )。

対応することで、軽減する, 気候変動によるビジネスリスクへの対応、軽減、さらには予防に 気候変動によるビジネスリスクに対応し、緩和し、さらには予防することで、資源にますます制約される世界において、現在の現実と将来の成功との間のギャップを埋める脆弱性に対処することを目指します。この評価結果は、6 月に発行される第 2 回ニールセン・グローバル・レスポンシビリティ・レポートで発表する予定です。

私たちは、日々の仕事の中で、グローバルなサステナビリティの取り組みを継続することを約束します。私たちのテクノロジー/オペレーション・サステナビリティ・カウンシルは、特に新しいオペレーション効率を特定し、創出することに関して、すでに環境サステナビリティ活動の指針となっています。また、草の根活動の力と、社員一人一人が果たすべき役割も認識しています。ボランティアのニールセン・グリーンリーダーは、不動産全体のチームと協力して活動しています。 施設ニールセン・グリーンリーダーは、オフィスやコミュニティの不動産、施設、業務の各チームと協力し、自然環境との関わり方について、より持続可能な方法を継続的に特定し、提唱しています。

アースウィークを目前に控え、私たちは世界中のアソシエイトを動員し、環境に与える悪影響をさらに減らすためのサポートを行うことに興奮しています。

ニールセンは旅をしています。私たちは、軌道を維持し、前向きな変化を加速させ、フットプリントを削減し、リスクを軽減する新しい環境効率を創造し続ける責任があると認識しています。

クリスタル・バーンズは、ニールセンのグローバル・レスポンシビリティ&サステナビリティ担当SVPであり、ニールセン財団のエグゼクティブ・ディレクターでもあります。