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好調なセールスのおかげで、レコード・アルバムはオフのまま回転している

1分で読む|2015年4月

最初は8トラックテープ、次にカセットテープ、そしてコンパクトディスク、そして今はデジタルだ。そして長い間、デジタルの聴覚的進歩は最終的にレコード盤を消滅させるように思われた。おそらくレコード盤は、これまでで最も強力で、超越的で、ゲームチェンジャー的な音楽コンテンツ発見形態だったのだ。

しかし、長編アルバムを愛好する音楽ファンからの継続的な需要や、レコード・ストア・デイにまつわる盛り上がりのおかげで、レコードは音楽ファンにとって、新譜も名盤も聴くことができる有効な手段であり続けている。

実際、レコードの売り上げは急速に伸びている。ニールセンによると、アメリカにおけるレコード・アルバムの売上は、2009年以来なんと260%も伸びている。

そして、着実な販売台数の伸びは、その、サボる兆候を見せていない。

昨年のレコード販売枚数は920万枚で、2013年の610万枚を上回った。また、今年1月から3月までのアルバム売上は、カタログ・アルバム(18ヶ月以上前に発売されたもの)の売上が同期間に66%増加したことにより、前年同期比53%増となった。

しかし、レコードの売上が伸びているのはクラシック・ロックの神々だけではない。今年に入ってからの3ヶ月間でも、現行盤のレコード売上は37%増加している。

では、レコードの売れ筋は?

2010年以降のLPセールスを見ると、カタログと新譜の両方が多様に混在している。

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