曲の特別なコレクションをテープやCDにまとめ、友人や恋人と共有するという前提は、デジタル時代になっても消えていない。今日、それはプレイリストであり、音楽体験のますます重要な一部となっている。
米国で音楽をストリーミングする人の4分の3近くがオンラインプレイリストを作成している。全音楽リスナーの半数以上が、ジャンルやアーティストを横断して楽曲を選んでプレイリストを作成し、32%がそのリストを他の人と共有しており、2016年の24%から増加している。
プレイリストは、ニールセンの2017年米国音楽360レポートに見られるパーソナライゼーション傾向の一部である。プレイリストのキュレーション、音楽デバイスの選択、ソーシャルメディア・チャンネルで共有する楽曲の決定などを通じて、音楽を聴くことはこれまで以上に個人的な体験となっている。
誰かがキュレーションしたプレイリストを受け取ることは、心のこもった贈り物のように思えるかもしれないが、ほとんどのリスナーは、友人や家族が共有してくれたものや一般に公開されているものよりも、自分で作成したリストを好むと答えている。プレイリストの作成機能は、音楽リスナーがどの音楽ストリーミング・サービスを利用するかを決定する際の要因のひとつに挙げられている。
プレイリスト、音楽発見のトレンド、テクノロジーとソーシャルメディアがリスニング習慣をどのように変えているかについての詳細は、当社の2017年米国音楽360レポートをダウンロードしてください。