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シカゴで開催されたARFのイベント「Shopper x Science 2019」では、信頼と透明性が主役に

2分で読めるシリーズ|2019年7月号

今月初め、ニールセンのグローバルインテリジェンスリーダーであるスコット・マッケンジーは、シカゴのグーグル本社で開催されたAdvertising Research Foundation(ARF)のイベント「Shopper x Science 2019」で講演を行いました。ARFは以下のことに重点を置いています。 研究を通じて、広告とマーケティングの科学的実践を促進することに焦点を当てています。そしてこのイベントでは、業界の専門家が、刻々と変化する小売消費者の状況について意見を述べ、企業やブランドが競争力を維持するためにこれまでと異なる方法で何ができるのか、洞察と解決策を提供する機会を提供しました。

と題したプレゼンテーションで、スコットはHow to Trust in the Trust-Enabled Economy "と題した講演で、スコットはブランドのマーケティング施策における信頼と透明性の重要性を強調しました。消費者がメッセージや広告、さらには製品の製造元に対して不信感を抱いている現在、企業にとって、求める消費者層に信頼感を与えることは非常に重要です。今、消費者はこれまで以上に、目的を持ったブランドを購入することを求めています。

実際、スコット氏はニールセンの調査結果を紹介し、世界の消費者の17%が社会的責任を推進するブランドに惹かれ、16%が透明性のある取引をするブランドを優先していることを明らかにしました。これらの調査結果は、今日の消費者が、消費者個人のニーズを満たすだけでなく、より広い環境の中で自らの役割を定義するブランドを好んでいることを示しています。

"信頼。もし壊したら、永遠に失うかもしれない」とスコットは言った。「信頼は、壊せば永遠に失われるかもしれない。

このセッションでは、消費者の購買意思決定におけるブランド不誠実性の存在と、それが世界中の企業に与える影響についても言及しました。Scottは、選択要因としての価格や国産品の重視といった側面に触れながら、消費者の購買習慣に影響を与える複数の要因について説明し、Nielsenの調査結果に基づき、企業が正しい方向に変化するための方法について、インサイト を提供しました。

Scottが強調した最大のポイントは、リテール・マーケティングの領域で複雑性が増し続ける中、ブランドの経験において信頼が重要な役割を果たし続けるということです。"私たちには責任があり、信頼される瞬間はここにある"

このほかにも、Google、PepsiCo、The Hershey Companyなどの代表者が、ショッパー・マーケティングに関するさまざまなトピックについて、ニールセンについて で講演を行いました。