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順調に進むストリーミング:ストリーミングは消費者の間で成長し続けている

3分で読む|2020年8月

前代未聞の世界的大流行によって、多くの国、都市、州、地方が思い切った制限的な社会的距離を置く措置を取らざるを得なくなったとき、消費者は身を固めなければならなかった。世界の他の地域と同様、アメリカの消費者も、日常生活で当たり前のことができなくなることに素早く適応しなければならなかった。外食したり、段ボール切り抜きではない仲間と野球観戦したり、食料品を買いに出かけることさえもできなかった。

このような自由を持つことに慣れた多くの消費者は、多くの場合、わずかな月額料金ではあるが、ほぼ完全にコントロールできるメディア、ストリーミングに目を向けた。

COVID-19は、ストリーミングをコンテンツ消費の現在、そしておそらく未来へと飛躍させた。

実際、COVID-19は、ストリーミングをコンテンツ消費の現在、そしておそらく未来へと飛躍させた。2020年8月のニールセン・トータル・オーディエンス・レポートによると、オーバー・ザ・トップ(OTT)が可能な家庭でのストリーミングは、消費者がテレビと過ごす総時間の25%を占めている。さらに、ストリーミングは55歳以上の消費者の間でも定着しており、これは技術的にユビキタスと決意の表れであることが多い。 

ストリーミングビデオの年齢別視聴時間シェア 2020年8月 Nielsen Total Audience Report

そして、人々がテレビ画面の前でストリーミング・コンテンツを視聴する時間は増え続けている。ニールセンのストリーミング・メーター(全米TVパネルからストリーミング視聴が可能な1,100以上の家庭を抽出したサブセット)のデータによると、2020年第2四半期の時点で、ストリーミングは全テレビ視聴時間の4分の1を占め、ストリーミング・シェアの最大貢献者はネットフリックスの34%、次いでユーチューブの20%となっている。短期間のうちに、新規参入のDisney+が総ストリーミング時間の4%以上を占めるようになった。

2020年8月ニールセンの総視聴者数レポート

ニールセンのリモートワーカー消費者調査でも、消費者はストリーミングビデオに費やす時間が増えているだけでなく、オプションの追加に財布を開いていることがわかった。動画ストリーミングに費やす時間が着実に増えていることに加え、消費者が予算を組んで加入するサービスの数も増え続けている。調査によると、加入している有料サービスの数を減らしていると答えた成人はわずか2%で、25%は過去3ヶ月の間にサービスを追加している。ヒスパニック系は40%と、より積極的に新サービスを採用している。 

25%が過去3ヶ月間にサービスを追加している。

ニールセンのリモートワーカー消費者調査

新たなストリーミング事業者が続々と登場し、オリジナル・コンテンツとレガシー・コンテンツの両方に対する需要が日に日に高まっている中、今後数カ月、数年の間にストリーミング市場がどのように進化していくかは、コンテンツ制作者だけでなく、マーケティング担当者やブランドにとっても重要な課題である。さらに、こうしたトレンドは、番組のライセンス供与を求めるメディア・オーナーや、コンテンツ内のブランド・プレースメントを通じて製品やサービスと熱心な消費者を結びつける新たな機会を得る可能性のあるマーケティング担当者やブランドにとっても、最重要事項である。結局のところ、ロゴが目立つようにユニークに配置されたスポーツカーで主人公が走り去るとき、ブランドにとって明確で特別なチャンスがあるのだ。

9月1日(火)午後2時(東部標準時

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