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2スクリーン(スマートフォンとPC)での最新利用動向 ● スマートフォンでのインターネットサービスの利用者数はパソコンでの利用者数の6割程度まで拡大 ● スマートフォンではコミュニケーション関連サービスが大きくリーチを獲得。FacebookがGoogle、Yahooに続き第三位に。 ● LINE、Twitterは若年層でのリーチが高く、Facebookは年齢が高い層にもリーチ
メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:武智 清訓)は、5月20日に提供を開始したスマートフォン視聴率情報Mobile NetView(モバイル・ネットビュー)の8月データ、および、PC版インターネット視聴率情報NetView(ネットビュー)の8月データをもとにスマートフォンとPCの2スクリーンでのインターネットサービスの利用状況を分析し、結果を発表しました。
まず、2013年8月の訪問数の規模をみると、スマートフォンからのインターネットサービスの利用者数(アプリの利用とウェブサイトの訪問の両方を含む)は3,330万人、パソコンからのインターネットサービス訪問者数は5,320万人となり、スマートフォンのインターネットサービス利用者数はパソコンのインターネットサービス訪問者数に対して63%まで拡大しました。
スマートフォンとパソコンの2つのスクリーンそれぞれから利用されているブランドのリーチ上位10位をみると、スマートフォンのリーチではGoogleが1位となり97%、2位がYahooの90%となっています。3位にはFacebook(72%)、4位にLINE(68%)が、6位にもTwitter(62%)がランクインするなど、コミュニケーション関連サービスが大きなリーチを獲得しています。
一方、パソコンでの利用状況は1位がYahooで82%となり、2位がGoogleの57%で、その差は25ポイントと依然Yahooのリーチが突出した状況となっています。
次に、Facebook、LINE、Twitterのスマートフォンでの年代別リーチをみてみます。LINEとTwitterは若年層でのリーチが極めて高く、年齢が上がるにつれリーチが下がり、50代以上では50%前後となりました。一方、Facebookでは10代のリーチは他2サービスよりも低いものの、年齢があがってもリーチが60%を超えていました。
弊社シニアアナリストの中村義哉は、「スマートフォンでのリーチ上位のランキングは、パソコンでのランキングとは大きく異なり、コミュニケーション関連サービスが高いリーチを獲得しています。従来パソコンベースでリーチを考えた時、これらのサービスは利用者数が1500万人(リーチ30%)前後で高止まり、それ以上拡大するためにはハードルが存在すると言われてきました。しかし、各サービスはスマートフォンの普及とともに、そのハードルを越え大きなリーチを獲得し始めています。スマートフォンが生活の一部にとけ込み、コミュニケーションサービスの利用が一般化してきていることを意味しているのではないでしょうか。
一方でスマートフォンが生活者のパーソナルな嗜好が反映されやすいスクリーンであることを考えると、企業はターゲットとする層へ、効率良くリーチするために詳細な利用動向を把握する必要があります。例えば、現在はLINE、Twitterは若年層へリーチしやすいサービスである一方、年齢が高い層にはFacebookがリーチを獲得しやすいといった、それぞれのサービスの利用者属性を理解することがその第一歩となります。
マルチスクリーンの利用が当たり前となった今日、各スクリーンをとおし、誰がどのようにそれらのサービスを使っているのか、もしくは使い分けているのかを把握することが、今後一層求められるでしょう。」と述べています。
Mobile NetViewについてMobile NetViewは日本全国の4000名(iOS、Android各2000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。
データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。
サービスの詳細は、下記ウェブサイトでもご覧いただけます。https://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html
NetView(PC版)についてPC版のNetViewは、日本全国に4万名以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集、報告しています。また、ニールセンの視聴率パネルは家庭のみならず、日本で唯一、職場にも2200名上のパネルを構築していますので、日本全体のPCでのインターネット利用動向を俯瞰することができます。同一条件で測定される視聴率情報であるがゆえに、自社サイトの利用状況や利用者属性の把握のみならず、競合サイトの利用状況との比較もでき、かつ、日本全体あるいは業界内での自社のポジショニングを確認することもできます。時系列データの抽出や、他サイトとの重複利用状況を抽出するなどの豊富なツールも実装されています。
サービスの詳細は、下記ウェブサイトでもご覧いただけます。https://www.netratings.co.jp/solution/netview.html
サービスのご利用に関するお問い合わせは下記にて承ります。二―ルセン株式会社 セールス&アナリティクス電話 03-4363-4201 e-mail: jpw_ClientServices@nielsen.com
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【ニールセン株式会社 会社概要】会社名: ニールセン株式会社 英文社名: Nielsen Co., Ltd.本社所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント資本金: 1億円設立: 1999年5月代表者: 代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘 代表取締役社長兼COO 武智 清訓主要株主 :ニールセン、 トランスコスモス株式会社 など
ニールセン株式会社はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析と広告分析のソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い評価をいただいております。ニールセン株式会社のサービス概要、及び会社概要は、https://www.netratings.co.jp/ でご覧いただけます。
ニールセンの消費者購買行動分析部門は、ニールセン・カンパニー合同会社です。
消費者調査、ショッパー調査、メディカルリサーチ、販売予測、マーケティングROI分析、コンシューマーニューロサイエンス分析、海外市場情報提供などを行っています。ニールセン・カンパニー合同会社のサービス概要、及び会社概要は、https://jp.nielsen.com/site/index.shtml でご覧いただけます。
ニールセンについてニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査会社で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ(www.nielsen.com)をご覧ください。
ニールセン株式会社が提供しているソリューションと主な製品サービス
視聴者分析ソリューションインターネット視聴率データ Nielsen NetViewスマートフォン視聴率データ Nielsen Mobile NetViewスマートフォン・メディア利用実態調査レポート など
広告分析ソリューション広告効果分析サービス Ad Effectiveness など
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本件に関するお問い合わせ先:ニールセン株式会社 広報担当 西村総一郎電話:(03)4363-4200 e-mail: jpw_press@nielsen.co.jp