第19話
ポッドキャストはそれほど新しいものではありませんが、マーケッターのメディアミックスツールとしてはかなり新しいものです。AM/FMラジオやリニアTVのような伝統的なメディアとどれだけ長く関わってきたかを考えれば、メディアという大きな枠組みの中では、10年というのはほんの一瞬の出来事なのです。
ニールセンについて 5人に1人のアメリカ人が毎週ポッドキャストを聴いており、米国での収益は今年5億ドルに達すると予想されています。AM/FMラジオが生み出す160億ドルの収益と比較すると、これはバケツの中の一滴ですが、わずか10年ほどの歴史しかないメディアとしては力強いスタートと言えるでしょう。
5億ドルがかかっている今日、大企業は注目しています。特に、広告が消費者向けやダイレクトレスポンスのスポットから、ナショナルブランドによる一般的なブランド認知広告にシフトしていることがわかります。また、Spotifyが最近ポッドキャスト作成会社のGimlet Mediaとポッドキャスト配信・分析会社のAnchorを買収したように、大手メディア企業がこの分野に参入し始めています。
では、ビジネスの観点から見て、ポッドキャストはプライムタイムの準備が整っているのでしょうか?
このエピソードでは、ポッドキャストのビジネスについて説明します。プレーヤーは誰か、コンテンツはどのように配信されるか、広告オプションはどのようなものか、そしてポッドキャスト広告キャンペーンにおいてデータの重要性がどのように高まっているか、などです。
今回のニールセンのゲストは、ニールセンオーディオのナショナルオーディオサービス担当SVPのブルース・スーポヴィッツ、ニールセンオーディオのクライアント分析担当VPのトニー・ヘロー、メガホンCEOのブレンダン・モナハン、ニールセンメディアのEVPダミアン・ガルバッチョ、ニールセンのSVPジェームズ・マクナマラ、マインドシェアーのアソシエイトディレクターレイチェル・ロレンステインです。
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